『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』第二話「堕ちた流星…」
ストーリー
黒達契約者の包囲網から逃げ出した蘇芳。だがMEにより関係者から蘇芳の記憶は消され、もはや蘇芳に居場所は無かった。
しかしMEで記憶を消される前に病院から逃げ出したニカと合流した蘇芳は、黒を見つけようと行動に移すのだった。
第一感想
ニカ、再登場!
三号機関、CIA、ロシア、MI6等等、契約者達の陰謀やアクションも印象的だった今週の『流星の双子』だったが、個人的にはニカの再登場が一番嬉しかったり。
さすがに、先週のアレで退場じゃ可哀そう過ぎるもんな(笑)。
でも、来週また地獄を見る事になりそうだけれども……。
以下感想。
人類と契約者
爪や牙の代わりに、知恵と武器を磨き、人類は進化してきたと蘇芳に語る博士。
「偽物の星空」しか知らない世代の双子、蘇芳と紫苑。
この内、蘇芳はあくまで「普通の人類」の。そして紫苑は「契約者」としての役割が割り振られているようだ。
OPでも徹頭徹尾、銃を武器として戦うようだし、黒が白から能力を引き継いだように、紫苑の能力を蘇芳が〜と言う展開は無さそうに見える。
さすがに蘇芳一人で重火器を用意できるとも思えないので、銀の立ち位置を引き継ぎ、これから黒と共に紫苑を追っていく……と言う展開になるのかな?
OP
新たに登場したOP。徹頭徹尾、蘇芳が主役ポジションにある事を強調したOPだった事が印象的。
また、第一期前期OPと同じ構図の黒の後ろ姿も。ああ、やっぱり黒に「女」の影は必須だよね、と思い知らされる後姿だった。
後、水着姿のターニャが眩しいぜ……(オイ)!
黒VS葉月水無
蘇芳(紫苑と勘違いしているものの)を巡っての戦いは、黒VS水無の戦いにシフト!
水無の能力である物を刃に変える能力とワイヤー。さらに体術のアクションはまばたき厳禁の迫力!
ワイヤーと言う所に、どうしても「組織」の関与を感じざるを得ないが、果たして関係は……?
水無の対価
そんな水無の対価は、能力を使った後に男とキスをする、というもの。がっつり唇を奪い、なおかつ速攻でうがいする水無のダイナミックさに惚れる。おまけに、口直しってー!?
これが「契約者らしい合理的な思考」ってんだから怖い(笑)。そう言えば、キスと言う対価は第一期のブリタとも一緒か。しかしあっちは、男子女子関係無いしな……。そういう意味では、水無の方がシビアか。
やさぐれ黒
妹を喪い、アンバーを喪い、そしてまた銀を喪い……。不精髭もプラスされ、すっかりやさぐれ、酒が手放せなくなってしまった黒。
果たしてトーキョー・エクスプロージョンから何があったのか。どういう経緯でCIAに? そして銀は……とどきどきせざるを得ない。
しかしあれだ。黒のこの姿を見ていると、つくづく黒には女が必要なんだな、と分かる。白とか、アンバーとか、そして銀とか。ゲストヘイガールとか(黒がとんだ駄目人間みたいな言い方すんな)。
ニカと蘇芳
MEで記憶を消される前に病院を脱出したニカ。一方、謎の声(猫!?)に導かれ脱出した蘇芳。
落ち込みから精いっぱいカラ元気を見せて立ち上がり、黒と再接触するため、張り紙を作り街中に張っていく。その内容は、
「この男は結婚詐欺師」「見つけたらご連絡を」
と言うもの。
ええっと……あながち間違ってないタラシぶりを誇るだけに困る(笑)。
過去と現在と
蘇芳と接触した黒は、蘇芳から「契約者は皆嘘つき」「何で契約者なんているんだ」……。と、まさに昔の自分そのものの叫びを聴く事になってしまう。
黒が能力を持った人間、と言う事を知っている視聴者の身となれば、「黒は人間よー!」と、こっちこそ叫びたくなってしまう一幕。
銀を喪いすっかりやさぐれた黒が、蘇芳相手に何を言ってやれるのか? 何をしてやれるのか? と言う事を通じ、ちょっとずつ再生していってくれればいいが……。
新しい世代の蘇芳達に共存を託して死亡、と言う流れになりそうでそれも困るw
オーガスト7
自らの周囲の空間を歪める事で、どこからか武器を取り出す。相手の攻撃を無効化する、と言う能力を持つオーガスト7。しかしその対価は、マジックのネタをバラすと言うマジシャンにとってはまさに死活問題(笑)。
思考が合理的な分、人間の不合理を対価で補っていると言う印象がある契約者の、ある種典型。
まあ、契約者の合理的思考って、本人にとって合理的であるか否か、と言う点も大きいのだけど。
されども、第二話にしてオーガスト7も死亡! ちょ、MI6死亡早すぎ……ッッ。ウェイみたく、全身火傷で復活でもしないとワリに合わないな……。
ED
色付いたー! そして未咲も登場し、いよいよキャラクターが出揃ってまいりました!
次回は
「はしるようりとぶほうがとくいだよ!!」……って、だから「初恋は地獄」だとかそういう事言った後でそういう事言う!? 言っちゃう!?