ときた洸一『機動戦士ガンダム00F(4)』
機動戦士ガンダムOOF (4) (角川コミックス・エース 97-16)
- 作者: ときた洸一
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/07/25
- メディア: コミック
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ソレスタルビーイングが姿を消し、リボンズが着々と世界支配を進めていく中で、響き渡るフォンの笑い声が違う意味で心強い(笑)。
以下感想。
ストーリー
#F16「強襲」
アストレアVSサダルスード。本編に先駆け、トランザム対決がここで実現!
フォンの心眼。恐るべき洞察力により、ヒクサーが撃つ事すら予期していた事に舌を巻くエピソード。
#F17「プロジェクト始動」
フォンの恐るべきプロジェクトが本格始動。そのプロジェクトとは、小惑星を地球に向けて落下させる事だった!
そこにやって来るのはプルトーネを再生産したイノベイター・ブリング! しかし、フォンは名前も聞かず道具扱い。ハナヨとえらい違いだ(笑)。
#F18「炸裂」
地球に向けて小惑星を落とそうとするフォン。だがフォンの狙いはそこには無かった。
その目的とは、小惑星を破壊。太陽光発電用のパネルを覆い隠す事で人々から太陽を奪う事……。この世界の根幹を為すエネルギーを奪う、エネルギーテロだった!
さすがフォン、スケールが違い過ぎるwwwww
#F19「ヴェーダ」
シャトル強奪。エネルギーテロ。数々のフォンの行動に隠された真の目的は、エネルギーの流れを制限する事でヴェーダを発見する事にあった。
ついにヴェーダを発見したフォン。しかしその前に立ちふさがったのは、再生産されたフェレシュテ所有の第二世代ガンダム達!
ラストの構図が、ファーストシーズンとあえて同じようなものにしている所が芸細である。
#F20「フォン・スパーク」
フォンと並行して戦うイノベイター(イノベイド)であったヒクサーの前に現れるのは、もう一人の自分自身と、ヒクサーが殺したはずのグラーベ。そして二人がかつて操ったガンダムラジエル!
二人のガンダムマイスター達の狂気と矜持をかけた壮絶な戦いは、しかしリボンズに利用されるだけに終わった。フォンの仕出かした出来事の処理のため多くの技師が宇宙に上がり、その中には沙慈がいた。
何より、フォンのようなテロを防ぐと言う名目で、あのアロウズが発足されてしまった。
すべてはリボンズの手の中にある……かに見えた。しかし、機能停止したヴェーダはフォンの手に。そしてフェレシュテはソレスタルビーイングの生き残りと合流しとフォンも策略の点では負けてはいない。
姿をくらましたフォン。だが、彼の笑い声は地球圏に響き続けている……。
もうとにもかくにも、ラストの「あげゃげゃげゃげゃげゃ!」の笑い声がすべて! だった『00F』。ヴェーダと幼女を手にしたフォン。今度はどんな策略を携えて姿を現す事やら……。