『機動戦士ガンダム00P Vol.3』
機動戦士ガンダム00P vol.3―電撃ホビーマガジンスペシャル
- 作者: 電撃ホビーマガジン編集部
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/05/01
- メディア: ムック
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第三巻からついにセカンドシーズンが本格的に展開。本編の武力介入より五年前、ガンダムマイスターのスカウトと、第三世代ガンダム開発。さらにソレスタルビーイングの存在に気がついた組織との戦いが描かれる。また、リボンズの計画への介入が本格化してきたのも見逃せないポイント。
第三巻は書き下ろしも多数収録されていて、そういう意味でもお得感のある一冊となっている。
以下、気になる記述を箇条書きで。
以下感想。
ガンダムラジエル&GNセファー
戦場での情報収集を目的としたガンダムと、その支援機。合体してGNプロトビットを操るセファーラジエルにもなる。
ガンダムと支援機が合体してパワーアップする、後のGNアームズやオーライザーの原型となる機体。ソレスタルビーイングは、こういうの昔から好きだったんだなあ。
ニール登場
後のロックオン・ストラトス(初代)となるニールが一瞬登場。彼の相手の気持ちを大切にする能力は、この時から非常に重要視されていたらしい。結果的に、それは的中。
生命技術
ソレスタルビーイングは生体に関する医療技術が異常発達しているらしく、テロメアを修復するナノマシンや、生体高分子によって作られた人造人間(イノベイド)も保有している。
イオリアは、来るべき対話のため、人間の寿命を延ばす必要がある、とでも考えたのだろうか。
また、ハナヨもこの技術で造られた肉体に移動するはずだったが、この肉体の意識を奪う=命を奪う事と同義と考えそれを拒否。その後、その肉体はハヤナが使う事となる。
フェレシュテ誕生理由
トレミーチームをサポートするフェレシュテが誕生した理由は、シャルの「これ以上仲間を喪う悲しみを味わいたくない」→「実動部隊にも秘密にされる部隊なら、いつ切り捨てられても仲間ではないから悲しみを味わわない」と言う非常にネガティブな理由から来ている事が判明。
仕方がないとは言え、暗過ぎる……。
フォン、登場
恐らく、個人でソレスタルビーイングの存在に気がついた最初の人間であるフォン。偽装が完璧すぎて逆にその存在に気がつくって、さすが心眼の持ち主! ミスター・ブシドーの先を行く男!