木村暢『機動戦士ガンダム00セカンドシーズン(2) 無垢なる歪み』
機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン(2)無垢なる歪み (角川スニーカー文庫)
- 作者: 木村暢,米山浩平,柳瀬敬之,羽音たらく,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/05/01
- メディア: 文庫
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表紙はアレルヤ、マリー、アリオスガンダム。DVDジャケット同様、ガンダムマイスター+ヒロイン+ガンダムなのねー。第一巻と違って(笑)。
以下感想。
ストーリー
ストーリーはセカンドシーズン#07「再会と別離と」〜#10「天の光」まで。
前作の第一巻との分量を考えると、セカンドシーズンは全四巻ぐらいで完結か?
イノベイター達
リボンズ、リジェネ、リヴァイヴ達イノベイター(イノベイド)が本格的に参戦してくるのが今回から。
専用MSを駆り圧倒的実力を見せつけた彼らだが、ノベライズでは精神の成熟度と言うか、彼らの自己認識や嗜好が見えて来て面白い。
リボンズがワインを。リヴァイヴがクラシックをと、それぞれ世紀を超えて継がれていく文化を趣味としているのが明らかになったが、どうも中二病臭い(笑)。
そして、基本的にイノベイター達が無性(性別が無い)事も明らかに。
男女の性による偏りを無くすのが目的であり、性別がある戦闘型(アニュー)は、特殊任務用に造られているらしい。
しかし性別が無いとは……まさに天使なんだなぁ、こいつら。