河合克敏『とめはねっ! 鈴里高校書道部(四)』

とめはねっ! 4―鈴里高校書道部 (ヤングサンデーコミックス)

とめはねっ! 4―鈴里高校書道部 (ヤングサンデーコミックス)

とめはねっ!』第四巻感想。
 この巻の時期に雑誌が終わったり変わったり色々あったなーと思いだしてちょっとしみじみ。
 篆刻作りが一段落した後の、夏休みから二学期初めが収録されている。
 鵠沼学園の宮田さんの所でアルバイトをして、宮田さんがロックオン状態にあると言うのにこのガチャピン、まったく反応していない(笑)。
 そのくせ望月が微妙に険悪なので、何かもう三角関係以前の崩れた三角形状態にw
 そして、書道漫画として一番個人的に衝撃的だったのは良寛の「微風」。
 崩して描かれた「風」がそよ風であった事を形で伝えた……。その事実が衝撃的で、望月さんと一緒に震えが走った。キャラクターとのシンクロと言う漫画の醍醐味を味わった瞬間だった。