GP-37「炎神バンキ!?」

ストーリー

 ヨゴシュタインを倒したゴーオンジャーはパーティーで大はしゃぎ。そんな中、キシャモス達古代炎神が家出してしまう。
 そんな中、街に新たな蛮機獣・エンジンバンキで現れるのだった。

第一感想

 OPにヨゴシュタインの姿が無い……ッッッ。ちょ、ヨ、ヨゴちゃーん!?
 スタッフさんの早業を称賛するやら何やら、胸中複雑すぎる。
 以下感想。

パーティーの中で

 ヨゴシュタインを倒し浮かれるゴーオンジャーの中で、大翔はガイアークの動きを危惧。連はカンカンバーを制作中。そして、古代炎神は家出中……。と、一つの喜びの裏でも色々動いていたパーティー会場。
 そこで、古代炎神は炎神ソウル状態でもラジコンを操れる、と言うホロンデルタールと同じような能力を持っている事がさらりと判明する。
 炎神と蛮機族の共通点が、またも見つかった描写だった。スピードルや三幹部はこの能力を使えないようなので、だんだんと退化していった能力の一つなのかも知れない。

ガイアークのお葬式

 ヨゴシュタインの死に泣きむせぶウガッツにこっちも泣いた。そんなにも慕われていたのかヨゴシュタイン……! そんなお葬式に全自分も泣いた。
 しかしキタネイダスは「ヒューマンワールドを汚してこそ真の弔いになる」と言う理屈で、新たな蛮機獣・エンジンバキンを作り出す。
 ヨゴシュタインがこれを言い出すと途端に死亡フラグだが、キタネイダスが言うとそうでもないのが不思議だ(笑)。ヨゴシュタインよりももっと要領よく生きてるような感じがするせいだろうか。

古代炎神家出の理由

 ギンジロー号を飛び出し子どもたちに追い回され、大翔に保護された古代炎神達。
 家出の理由は、「敵に操られ、相棒を危険に曝した事」に対する申し訳なさからだった。
 先週の名乗りの、

「古代発で出発進行 炎神キシャモスだよ」

から分かるように、古代炎神=凶暴なだけ、と言うわけでも無く、やはりそれぞれに思う所があるわけで、今回の家出の理由にも納得がいく。
 しかし挙句子どもに追い立てられる事になるとは本人達も思ってもみなかっただろうにw
 縮尺的には、恐竜に追い立てられるようなものだもんなぁ。
 ちなみに相棒(走輔)のラジコンは、子ども達がおいしくいただきましたw

炎神バンキ

 公式サイトを見て初めて気がついたが、「炎神」と「エンジン」をかけてるのねー! 公式でもそうなのだが、そこを逆手につくやり方にぽんと手を打つ。
 環境に配慮している炎神と違い、配慮していない分パワーが強い、と言う理屈があまりに正論でちょっと笑えない。
 デコトラ型のいかにもなビジュアルと若干広島風な性格設定で妙に男前。口癖が「トラトラ」でジェットラスが不愉快(笑)! などなど、一話で退場するには惜しすぎる蛮機獣だった。エンジンバンキ軍団を作ってエンジンバンキG12とかやればいいのにwww
 でも個人的に一番吹いたポイントは、運転席からひょこっと顔を出すキタネイダスだったりw

熱い大翔

 ロボでやられても手持ちの武装で徹底抗戦。どんな巨大な敵でも諦めずに向かっていく。そんな姿をアピールする大翔の思いもよらない熱い姿に、自分の中の男の子が燃えた。
 でもそんな熱血な所は他のメンバーに見せないのが大翔流なのだ。……まぁ、他のあられもない姿は結構見せてしまった感はあるけれどw

カンカンバー

 新たに連が開発した新装備・カンカンバー!
 ティラインとケラインのソウルをセットする事が可能な装備で、玩具的な作為を感じないわけでもないのだけれども(ヲイ)、基本ゴーオンジャーは炎神三体で一チームなので、こういうのも十分アリだ。
 遮断機をモチーフとしていて、そのモチーフ通り相手の動きを止める力と、カンカンマンタンガン状態ではキシャモスソウルと合わせて連結オーラ攻撃が可能! と、キシャモス達のギミックを活かしたいい新装備。ある意味、ザンバットソードが霞むな……(コラ)。

今週のゴーオンゼミナール

 あ、大翔が早速崩れたwwww

次回は

 噂のゴーオンプリンセス降臨?!