#04「ミス・マクロス」
S.M.Sでミハエル、オズマからシゴかれる日々を送るアルト。一方ランカはミス・マクロスフロンティアの予選を突破し、最終選考で歌う事になる。選考会場に応援にやって来たアルトだったが、ランカが登場する直前、最終入隊テストが始まってしまい……。
第一感想
『私の彼はパイロット』ッ!
そ、それがあったかぁーっ!
その選曲センスにもう脱帽。しかも歌に被せた戦闘シーンでハートマークとか……ッ! スタッフさんの神センスにもーうくらっくら。もうCDとか、買っちゃうよ? 買っちゃっいますともさ(誰に言ってる)!?
以下感想。
夢の入り口
アルトはS.M.Sの最終入隊テスト。ランカはミス・マクロスフロンティアの最終選考。二人が踏み入れた夢の入り口。しかし、その明暗はくっきり分かれてしまった。アルトは見事入隊叶ったものの、ランカはオーディションに落選し、また「私なんか」に戻ってしまう。
だが、本当の出口はそこではない。アルトがランカに言ったように、何もミス・マクロスだけが歌を誰かに聞かせる手段ではないからだ。諦めない限り、まだ方法はあるはずだ。
一方アルトは、無事S.M.Sに入隊叶ったものの、その戦闘の動機と行動にはかなりの頼もしさと不安が残る。
「ランカを天涯孤独にしたバジュラから彼女を守る」
と言う動機だけならいかにも「ヒロインを守る主人公」って感じで頼もしいが、ナイフ一本でバジュラに向かっていったり、使えるかどうかも判らないゼントラーディの武器を使う、と、恐ろしく危なっかしい。 その内、本当に命を失ってもおかしくない戦いぶりだ。
同じくランカも、レオンが目をつけていたりで、未熟な二人の夢の前途は不安だらけだ。
高みの存在二人
先週はポロリだったり爆発ビンタだったり、ちょっと弱い所を見せたりした彼女だが、今週は「銀河の妖精」として誰にも触れられない高みに存在する歌姫として、その存在感を十二分に見せつけてくれた。一方アルトの足をひっかけたりと、同世代っぽい顔も見えたりする二面性が魅力だ。
そんな彼女と対を為すかのように現れたもう一人の高みにある存在が、アルトの父親。シェリルとは素の顔で接する事が出来るアルトだが、父親の前では「息子」ではなく、「女形」としての顔でしか相対できない。それを嫌悪しながらも、アルトの体にはバルキリー操縦にも現れるくらい、女形としての動きが刷り込まれている。
この両者は、ランカとアルト、それぞれ超えるべきハードルとしての存在として設定されてるのだろう。でもどっちがどっちを超えてもそこに軋轢と言うか、複雑な感情が交錯する事は確実で、そこがこれからのドラマの見所だろう。
クラン・クラン
あ、ゼントラーディだったのねー、彼女。そう言えば、ゼントラーディの体の大きさを変える装置の設定とか、あったあった。
でもあの巨人サイズからロリっ娘の変化はあざといなー。
……スタッフさんグッジョブ(ヲイ)!!!
今週の気になった所
色々と箇条書きで。
- ミハエルの男女問わないスナイパーっぷりに吹いたwww 何この万能選手ッ。
- アルト姫が可憐過ぎる……ッ!
- 鏡で格好をチェックする男子アルトも可憐だ……。この子どこの乙女!?
- キャシーはミス・マクロス準ミス。えー(何)!?
- 緊張したランカ、オーディションでミス連発。普通に可愛いと思ってしまった自分は末期だ……orz
- 大丈夫だランカ! サイズの差が戦力の決定的な差で無い事を教えてやれ! むしろそっちの方が需要が(殴)。
- ナナセに言われたら説得力無いけど(笑)!
次回は
アルトの所に現れたシェリルに翻弄される? そして、ランカとの第二次トライングル対面も?