第18話「パパをかえして!」

 発見された白骨死体は如月博士のものだった。しかも何者かによる殺人の可能性があるという。如月博士の遺骨をパンサークローから取り戻すため、ハニー、ミキ、ユキ三人による追跡が始まる。




 わ、渡がサイボーグになってしまった……! しかも中条の手下になってしまい、挙句の果てにハニーに真っ二つ。何と言うかまぁ……お気の毒です。合掌。
 今回の見所は、ハニー、ミキ、ユキによるパンサークローの追跡劇。如月博士の遺骨を奪った渡を追って、三人のフラッシュを多用して追跡する。
 初めは、警官コスプレで検問。強引に突破されたので、次は何とレディースに。しかも乗るのは自転車(笑)。あの、一応ハリケーンハニーというものもありまして(苦笑)。ハニーのレディース変身にノリノリなユキと嫌そうなミキの戸惑いの対比がそれぞれのキャラにあっていて面白い。
 そんなミキも、何かを吹っ切ったのか自発的にくのいちにフラッシュ。何でいきなりくのいちにwwwww 手裏剣、煙幕生成し放題。
 そして最後はパンサークロー軍団対フラッシュ三人娘。それぞれのアクションの気合の入り方もさる事ながら、それぞれの武器を利用したハニーの攻撃が凄い。何が凄いかと言うと、明らかに重力を無視しているところとか(ヲイ)。




 渡から遺骨を取り戻し、三人で葬式を。墓を立てる三人だったが、その墓の前で大喧嘩。その原因はユキ。自分は「如月博士の娘」と言う強い自意識から、他の二人を認める事ができない。その上、ミキは如月博士の死について関与している事を隠しているのだから面白くない。あわやという所で、ハニーが自分で死体を埋めた事をカミングアウトして場は収まった形に。
 先週のミキの殺害相手は如月博士だったようだ。その博士を埋めたのがハニー。しかしユキの件もあるので、実は複数存在するのかも知れない。
 ユキのハニーシステムがミキ同様暴走を初め、悲鳴を上げるユキ。父親の問題でガタガタになった彼女は、次回ハニーに対してとんでもない事をしでかすようで。
 やっぱり、ユキは見ていて恐ろしい女。如月博士の娘と言うアイデンティティを守るためなら、容赦なく暴力で都合の悪い相手を消しにかかるし。
 しかし怖いかそうでないかで言えば、やはりハニーも怖い。
 中条(ギザ)の話を聞こうともせず、一方的に結婚まで話を持ち出していく。鎖で縛り付けて自分は剣+ウェディングドレスってどこのアマゾネスだ(笑)。
 そのせいで中条に新たな女の人格が登場するハメに……。村上幸平氏の演技が、相変わらず恐ろしく気持ち悪くて凄い。